コケの一念岩をも通す

小学五年生の時のことである。

集合住宅地に住んでいた私はその敷地内にある小さな本屋に立ち寄った。

何かお目当ての本があるわけでもなく、なんとわなしに店内を歩く。

現在も続くこの習慣は、少年期も変わらなかった。

本棚をなめるように上へ下へと目線を動かし、何か面白い本はないかと物色する。

ふと奥まった場所にある本棚の棚差しになった本の背表紙を見て視線を止めた。

本を手に取ると仁王像らしき憤怒の形相をした仏像の写真が表紙を飾っていた。

タイトルはうろ覚えだが「呪術」とか「まじない」という言葉が並んでいたと記憶している。

流石に小学五年生が興味を持つような本ではない。

私自身もその本を見た時の感想は、「お祖母ちゃんが読むための本」という印象でした。

そんなことを感じながらも矛盾する行動に出る。

私は本を開いた。

内容は非常にマニアックな呪術やまじないが書かれている。

当時、まだ、スピリチュアルなことに対して、興味は持ち始めていたものの、立ち位置は非常にあいまいでした。

そのため、この時の本を読み進めた際の感想は、「何かすごいことが書かれている」ということと、「本当なのかな?」という疑問が薄っすらと混じり合っていた。

その本は基本的には呪術のお札の書き方と霊力の込め方、訓練法などが書かれていたのだが、その一節にこんな言葉を見つけた。


「コケの一念岩をも通す」


小学五年生の自分には聞きなれない言葉である。

本の説明によれば、信じて念じ切れば必ず成就するというものでした。

所謂、「念力」と呼ばれるものを言い表す表現だと本の著者は述べている。

「本当なのかな??」

再び、私の頭の中には疑問が浮かぶ。

幼少期にも不思議な体験をしたことはありましたが、それを完全にスピリチュアル的なものとして受け止めきれていない時期でもあったため、中々、「念力」などというものを簡単には受け止められなかったのです。

本当かどうかは試してみれば良い。

そう考えた私は一念を込めて、念じるみることにしました。

初めてのお使いならぬ、初めての念力である。

試したことは他愛もないことです。

丁度、一人で暇を持て余していた私は「友達が電話をかけてくる」と一心に念じました。

自分で電話すれば良いだけの話ではありますが、どうしても念力が本当に存在するのか実験してみたかったのです。

当時は携帯電話などない時代で一般家庭の電話は黒電話のダイヤル式。

こうしているうちに友達から電話が掛ってくるやも知れません。

私は急いで家に戻り、家事をこなす母親に訊ねた。

「ねえ、僕に友達から電話なかった?」

ドキドキしながら母親に訊ねたが、却って来た答えはにべもなく、誰からも電話などないという返事でした。

何だやっぱり念力なんて嘘じゃないか。

少しガッカリしつつ、部屋に入ろうとした瞬間、玄関口の靴箱の棚上に置かれた黒電話がけたたましい呼び鈴を鳴らした。

受話器を取るとそれは友達からの電話なのでした。

偶然といえば偶然です。

本当に念力が作用したかどうかを立証することは出来ません。

しかし、当時の私にある方向性への確信を深めた事実であることは間違ないのです。

その後、この小さな体験がより多くの体験に繋がっていくことになるとは思いもよらないことでした。


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