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満ちれば欠ける~月のおしえ~

私達は日々、幸せを感じたいと願いながら生きています。

幸せとは、突き詰めれば感情の産物です。

幸せの形は色々とありますが、結果的に私達の得たいものは、形ではなく幸せと感じている自分ではないでしょうか。

どんなに、立派なお屋敷を構えた資産家であっても、いつも、資産を奪われる懸念に怯えながら生きていたならば、決して幸せは感じることはないでしょう。

念願の結婚を果たしても、いつも家庭内で夫の浮気を気にしながら、生きていたならば、これも幸せからは程遠い状態であるといえます。

一方、お金はそれほど持っていなくとも、独身で家庭を持っていなくとも、幸せいっぱいに生きている人は沢山いらっしゃいます。

このことからも幸せとは形ではなく感情によってもたらされることがわかるはずです。

このように、感情が幸せになれば皆幸せになれるとするならば、感情を幸せにすることだけを考えれば皆幸せになれるのではという考えにいきつくのは当然の帰結かもしれません。

ところが、なかなかこれが上手くいかななかったりします。

お金を持っていなくて、欲しいものが買えないという状況が生まれた時に「やっぱりお金が欲しい~、貧乏は嫌だ」と不幸を感じてしまうわけです。

独身でも幸せな生活を送っている人がいる事実を知りつつも、周囲の人間がどんどん家庭に収まっていく姿をみるとなんだか自分が取り残されて寂しい孤独な人間になってしまったかのような感覚に陥ることもあるでしょう。

このことから、ある程度の幸せな形というものも、人間には必要であったりもするわけです。

しかしながら、幸せの形を先に追い求めてしまうとどうしても心根が貧しくなってしまいます。

心根に貧しく不幸なイメージが付き従っている状態では、絶対に幸せの形へと帰結される道は見つからないというのがスピリチュアル的な観点で見た時の現実のルールであるようにも思えます。

ですから、まずは、心根に幸せイメージを作ることが大事になってくるわけです。

ここで一つ疑問が浮かぶかたもいらっしゃることと想います。

心根に幸せイメージを持つことで幸せの形を得ることができるとするならば、なぜ世の中に幸せの形であるお金持ちになったり、結婚して家庭を持ったりすることを手に入れながら不幸になる人がいるのだろう。。

幸せイメージからつくられた幸せの形の先に不幸な感情へと帰結される状態が発生してしまうのには、理由があります。

それは、幸せイメージで作られた正のエネルギーというものは、形に顕現化すると消滅してしまうという法則があるからです。

別の言い方をすれば、人が幸せで満たされると、その幸せを与えてくれていたエネルギーが消えてしまうため、今度は負のエネルギーが動き始めてしまうということです。

丁度、月が満月となった時、次の日からは少しずつ月の姿が欠けてゆくのにも似ています。

幸せの感情は幸せの形を得た時点でそのエネルギーを失うのです。

易経ではこれを「陽極まりて陰」という言葉で現わされています。

物事は発展して極まると今度は収縮していく傾向があるというのがこの言葉の意義です。

もちろん、収縮したならば、いずれはまた、発展していく陽の働きが出てきます。

これを「陰極まりて陽」と表しています。

私達が幸不幸で一喜一憂してしまうのは、まさに幸せの形が訪れたならば、その元となった幸せの感情は失われてしまい、それに伴い、幸せの形もまた失われていくことになるのです

そして、また新たな幸せの感情を探して旅が始まることになります。

人生とはこの繰り返しとなります。

このサイクルの行われるスピードや規模は人によって異なりますが、サイクルがあることに違いはありません。

でも、幸せと不幸が入れ替わり立ち替わりして一喜一憂するのは正直、しんどいですよね。

できればいつも幸せを感じていたいというのが人情であり本音でもあるかと想います。

では、どうしたらこの幸不幸の循環サイクルから抜け出して、ずっと幸せでいることができるのでしょうか。

一つには、まず、自分を満たし過ぎないということがあります。

自分を幸せで満たし過ぎると正のエネルギーが消失して負のエネルギーが動き始めます。

ですから、ある程度、腹八分目といいますか、ハングリーな精神をどこかに持っておく必要があるということです。

もうひとつは、常に新たな目標を据え続けるということです。

人が幸せを感じるのは必ずしも幸せの形を手にした時だけではありません。

むしろ希望を持って、目標や理想に向かうその道すがらに幸せを感じるわけです。

逆に、夢も希望も理想も目標もないという状態は、常に幸せの感情を喚起しないことになるため、正のエネルギーの発現不足となり、幸せを感じにくくなります。

また、一つの夢や理想に安住してしまうと今度は、満月から欠けてゆく月のように正のエネルギーが消失して不幸の始まりに転じてしまいます。

なので、新しい目標を立て続けるというものが結果的に幸せ状態を長く続けるコツになるわけです。

私達の世界は常に動き続けています。

正負のエネルギーも幸せの感情も形も常に逆転を続けるサイクルの中にあります。

そのサイクルをよく理解して、うまくそのサイクルの中で幸せを持続していく工夫をすることが末永い幸せに繋がってゆくことになるでしょう。



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テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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すごくわかりました。

こんばんは。
とてもいいお話でした。ありがとうございます。

>幸せイメージからつくられた幸せの形の先に
>不幸な感情へと帰結される状態が発生してしまうのには、
>理由があります。

こうゆう書きだしは、天心さんん、お上手ですねi-179
わかりやすいい書き方ですね。

子どもが亡くなってから、あまりに辛くて、
「光と影の法則」を考えていたのですが、
こんなふうに考えると理解できそうです。
(ちょっと違いますかね・・・)
「陰極まりて陽」になっていくか、体験してみたいです。

今度、私のブログで紹介させていただいてよろしいでしょうか。
どうぞ、よろしお願いいたしますi-265
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Author:天心
こんにちは!天心と申します。
守護霊アドバイス等の取次鑑定を行っています。
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