【呪縛観念シリーズ】計画という縛り

私達は常日頃から物事を推進する際に「計画を立てましょう」という考え方にかなりの重きを置いて生きているように思います。

考えてみれば子供の頃から計画的に物事を行うことは良いこととされて、計画性のないことは、いい加減と思いこまされてきたように感じます。

このようにお話すると大概の場合は、「そりゃそうだろう。無計画は無責任だろ!」という言われ方をします。

確かに計画的であることは、多くの人に対して信用性を獲得する際にも重要になってきます。

会社の社長さんが銀行に融資を頼む際にも事業計画書というものを作成して融資係の方に融資のお願いに行くわけです。

その際に「お金貸して~♪」とお願いされて「いいよ~♪」とそのまま貸付をしたら融資係としては失格です。

それどころか首が飛びますよね(苦笑)

そんな甘い話はないので、社長さんも事業計画書をしっかりと纏めて、融資をしてくれるように説得するわけです。

また、製造業などにおいても工程管理というなの計画は非常に重要なものでもあります。

工場での生産ラインでは、製造工程が取り決められているものですし、そのステップを無視しては、最終的に高品質の製品を作り上げることはできないわけです。

ここでも計画性というものは非常に重要な意味を持ちます。

「なんだ。やっぱり計画は大事じゃないか?」

そう思われたかもしれませんね。

確かに私は計画が全て不要で意味のないものだと言いたいわけではないのです。

計画は正しく活用すれば、非常にパワフルなツールとなってくれることもあります。

しかし、一方で誤った使い方をすれば、自分を縛る呪縛観念となってしまうことも知っておく必要があると思います。

では、計画が呪縛となる瞬間についてお話していきたいと思います。

もっとも計画が呪縛化しやすいのは、人生計画を立てようとした時にあるといえます。

先ほどの例としては、比較的、活用方法がしっかりと確立された計画の立て方であります。

事業計画にせよ、工程管理にせよ、ある程度、どのような計画の立て方をして活用すればよいかがハッキリとしています。

しかしながら、人生計画の方はどうでしょうか。

事業計画書のようなフォーマットが用意されているわけでもありませんし、工程管理のようにノウハウが決まっているものでもありません。

毎日何かを積み重ねていったならば、必ず、目的に達することができるという代物ではないのが人生というものです。

人生に計画が適用しずらいのは、人生をとりまく状況が常に動いているという点にあります。

例えば、大学に進学して、22歳で就職、25歳くらいで結婚して、子供は三人作ろう。老後は、長男と一緒に暮らして面倒を見てもらおう。なんていう計画を立てたとします。

大学進学までは、ある程度は見通しが立つかも知れませんが(厳密にいえばそれすらも不確定ですが)、就職だって、経済の状況や入りたかった会社が倒産したり、人員を募集しないこともありえます。

就職浪人という可能性だってあるわけです。

結婚も25歳でなく30歳過ぎてからになるかも知れませんし、独身という選択もあるでしょう。

また、望まずしてそうなるかもしれないし、途中で考えが変わってそのような選択をするかも知れません。

そうなれば、当初の計画は、全く成り立たなくなるのですね。

当たり前といえば当たり前の話なのですが、得てして計画というものに囚われるとそれがスムーズに達成できていないことに不幸を感じたり、いらだちを覚えたりすることがあります。

この感覚こそが呪縛の存在を立証しているのです。

身も蓋もない言い方になりますが、「計画」とは幻想なのです。

現実の環境も自分自身の心境も一定しないのが物事の真理です。

一定しない以上、糠(ぬか)の上に城を築こうとしている行為に過ぎないと言わざるをえないのです。

私達は得てして、計画通りに進めることが唯一の正解にたどり着く道しるべだと思ってしまいがちです。

そう思ってしまった時に「計画」は私達を縛り付けるのです。

まずは、ここに心致すことが大事であります。

さて、「計画」は幻想だと言いきってしまいましたが、では、人生において「計画」を立てることは無意味であり害にしかならないのでしょうか。

そんなことはありません。

「計画」は正しく認識し、活用することでパワフルなツールとなりえるものです。

「計画」の正しい認識とは何かといいますと、「計画とは夢を描くもの」という認識で取り組むことができるかどうかにあります。

「計画」というとどうしてもそのプロセスに目が行ってしまいがちになります。

一歩一歩、積み上げていくことで目的を達成するというイメージですね。

でも、先ほどもお話したように私達が歩む人生は常に動いています。

計画を立てる土台となる前提がいつだって崩れ去る危険をはらんでいます。

だから、プロセスにこだわってみても、そのプロセスが目的地に連れて行ってくれるとはかぎらないということです。

大事なことは、プロセスではなく目的をしっかりとそして豊かに描くことができるかという点にあります。

そして、目的自身もどんどん成長して新しいものになってもかまわないという発想を持つことです。

プロセスも一つとは限りません。

沢山の方法がある中の幾通りもの方法を自覚するために一つ一つ上げていく。

このようにすることで、より目的達成へのリアリティが増すのです。

計画とは自分が常に目的に向かって情熱を傾け続けることをサポートしてくれるツールなのですね。

だから計画なんていつだってかわっていいのです。

計画を立てる際に大切なことは、ワクワクしながらその目的を達する情熱を醸成していくことにあります。

自分の熱意を明文化するために計画は存在するのですね。

最初にお話しした社長さんが融資を受けられる時においても、事業計画書でいくら、何年後に融資に利子をつけて返済できる見通しの計画を言ってみたところで、考えてみれば本当にそうなるのかどうかは、全く未知数なはずです。

でも、その社長さんの熱意に融資係の人も感じて「本当にこの人ならばこの計画をやり遂げてくれるのではないか」と思うからこそ融資をしてくれるのではないでしょうか。

もちろん、ある程度は、筋が通っていないとダメでしょうし、担保を取られるとは思いますが、それでも最後にその計画に魂を吹き込むのはその社長さんの熱意なのではないでしょうか。

計画に囚われるのは呪縛となりますが、計画を自分の魂の輝きにできるように常にブラッシュアップしていくならば、計画も呪縛ではなく活用できるツールとなるでしょう。

そのことをわきまえて、計画を呪縛化せずに、自分の夢を実現さえるツールにしていくことが重要なことかと思います。


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