我事において後悔せず

大河ドラマの主人公にもなったことがある人物に宮本武蔵という剣豪がいたことは、よく知られたことではないかと思います。

宮本武蔵は吉川英治氏の小説でも有名で、実在した人物でもあります。

書物としては五輪の書なんかが有名ですね。

小説の中の宮本武蔵のイメージは、もとは、タケゾウと呼ばれる暴れん坊の腕白な少年が自分を見つめなおしながら、剣の道を通して自分を見つけていく、一人の人間の姿が想い浮かばれます。

単なる剣の達人というだけでなく、一人の人間として成長していく姿がすべての人に通じる人生のありようを示しているのではないかと感じるのです。

そんな宮本武蔵の残した言葉に「我事において後悔せず」というものがあります。

この言葉は、ひとたび何かを選択し事を起こす時には腹を決めて後悔しないことを誓って行っていくことを宮本武蔵は自分に課していたのかと思います。

人は失敗したり、恥をかいたり、痛い想いをするのは嫌なものです。

物事を実行した後に結果が芳しくないと、やらなければよかったと思ってしまいがちです。

そうなってしまうと怖くて何も選択できない、道を選べないという状況が生まれてきてしまいます。

このことをよく理解していたからこそ、宮本武蔵は自分自身の矜持を「我事において後悔せず」という言葉で表したのではないでしょうか。

一寸先は闇なんていいますが、将来のこと、自分の選択の結果をネガティブにとらえれば、先行きは真っ暗闇のように見えてしまいます。

しかし、一寸先はすべて可能性であり、何かを作り上げてゆくフィールドであると捉えるならば、私たちはたとえ怖くても不安であっても一歩踏み出す勇気をそこに見出すことができるはずです。

先に進めなくなってしまうのは、主体的な意志決定の結果を受け止める勇気がなくなってしまっているからであるともいえます。

そんな時には宮本武蔵の言葉「我事において後悔せず」を思い出してください。

一人の人間として葛藤し、自分の生きる道を探求した武蔵もまた、自分のゆくべき道がどこに行きつくのかわからず怖かったのではないかと思います。

怖かったからこそ、自分のその不安を乗り越えて、それでも自分の中に真理を得たいという勇気を振り絞るために言い聞かせていたのではないでしょうか。

後悔するよりも、自分の意志で切り開いた道を誉に想い、もっと先へと進むことが、結果的には最も後悔の少ない生き方につながるのかも知れません。


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