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【公開質疑応答】未練と成仏について

こんにちは。

天心です。

公開質疑応答を行っていきたいと思います。

質問をお寄せくださったのは、ねこうさぎ様です。

全ての公開質疑応答は、御質問に回答するという形式をとっていますが、他の読者の皆さまにも共有できるような普遍的な内容となる回答を心がけています。

たとえ自分の質問ではなくても、大切なことをお話していることもありますので、是非、お読みいただければと思います。


【質問】


天心さん、こんばんは。

いつもお世話になっています。

天心さんのブログでずいぶん勉強させていただきました。

ありがとうございます。

それでも、愛する息子を先に天に還した親としては、

霊界がどんなところなのか、心配はつきません。

質問応募をしていただけましたので、

さっそくですが、よろしくお願いいたします。


「成仏と未練について」


亡くなった人が、成仏できない理由に、この世での未練があると聞きます。

故人が大切にしていたもの、または思い出の品などを、

いつまでも遺された家族が持っていることは、どうなのでしょうか。

使ってくれる友人にあげることは、故人は嬉しいか、嫌か。

私は、いつまでも家にあるとあまりよくないのでは?みたいに考えています。

でも、大切な思い出の品物は、そう簡単に離せないものでしょう。

それで、この世にいつまでも執着をもたせるのもかわいそうです。

そして、成仏とは、どのようになったことを指すのでしょうか。

(ちなみに、私の息子は2年経ちますが、成仏できていません)

かなりレベルの低い内容だとは思いますが、お答えいただけたら幸いです。

どうそ、よろしくお願いいたします。


【回答】


ねこうさぎ様

御質問ありがとうございます。

愛する方の亡き後のことなど気になることも多いと思います。

とりわけ霊界は心根の世界であるわけなので、亡くなられた後に現世に未練があると成仏できないといわれたりしますよね。

まずは、一つずつ回答していきたいと思います。


>故人が大切にしていたもの、または思い出の品などを、
>いつまでも遺された家族が持っていることは、どうなのでしょうか。


故人の思い出の品については、ブログ記事「先祖の縁(ゆかり)の品について」などでも少しお話しましたが、故人がどのようにその思い出の品について感じているかによって扱い方も変わってくるかと思います。

思う出の品を残された家族が持っているからといって、故人が未練に思うのではなく、故人がその品に未練があるかどうかが問題になってくるかと思います。

思い出の品であっても、本人がそれほど気にとめていなければ、その品、自体が成仏の妨げになるということはないかと思います。

ただ、問題は、その品に触れることでご家族などの気持ちが故人に向いてしまい、その念が霊界での学び、修行の邪魔になる、あるいは故人の現世への未練を誘発するということはあるかと思います。

ですから、思い出の品をどうするべきかを考える時には、まずは、故人がどう思っていたかを慮り、すごく執着していたようなものなのか、あるいは、それほどでもないのかをまず考えてみることが重要です。

すごく執着していたものでれば、あまり勝手に人に譲ったりせず、御断りをしてから譲るか、処分するかを考えた方がよいでしょう。

それほどの執着もない品であれば、処分するか、譲ってしまっても問題はないはずです。


>でも、大切な思い出の品物は、そう簡単に離せないものでしょう。


これは、故人の御家族や友人からすれば当然の気持ちかとも思います。

この場合も手放すか手放さないかは問題ではなく、その品によって残された御家族や友人の想いがあまりにも強くなってしまう場合には、故人の霊界の修行、学びの邪魔になるかと思います。

故人のことを強い想いではなく、あくまで思い出での品ということで所持している程度であれば、問題はないのです。

ですから、思い出の品をなぜ手放せないのか、思い出の品によってどのような心境が引き起こされてしまうのかによって、所持していても問題ない場合と所持していると故人にとってマイナスになる場合があるといことです。

一番、良いのはお焚き上げをして、故人に帰すということかと思います。

その時に一緒に残された御家族の気持ちの整理をつける昇華するということです。

もちろん、その踏ん切りができるかどうかは、その人、次第になってしまいますが、霊的に観た場合は、このような対応が良いのかとも思います。


>そして、成仏とは、どのようになったことを指すのでしょうか。

これは、なかなか難しい質問です。

順を追って説明します。

もともと成仏とは仏教の言葉になります。

仏に成ると書いてあるように、本来は仏陀(ぶっだ)、すなわち悟って解脱した人に成ることを成仏というわけです。

一切の無明(むみょう)が解かれて、迷いが一切ない状態が成仏というわけです。

さて、そうなるとかなりの修行が進んでいないとそこまでは到達していませんよね。

皆が皆お釈迦さまのように悟っているかといえば、どちらかといえば悟っていない人の方が多いのではないでしょうか。

では、人は亡くなったら即、悟って仏様になるのかといえば、霊界事情からいえばそうでもないわけです。

だからこそ、様々な霊界があり、その人の心根の状態に応じた霊界があり、その霊界に霊籍を置くわけです。

そして、成仏していないからこそ、そうなるように修行や学びを行っているともいえます。

これが本来の意味での成仏となるわけですが、スピリチュアル的な意味合いでいくと現世に未練があり留まっている霊や自分がいくべき霊界に入っていない霊を成仏していない霊人と呼ぶことが多いのです。

ここが少し、話がややこしくなってしまう原因でもあります。

おそらくスピリチュアル的な意味合いでの成仏は霊界での修行に入ったことを指しますが、本来の仏教的な意味あいでの成仏は、悟りであり解脱ができた状態を指します。

平たく言えば、最低でも菩薩や如来、天使、神仙人としての霊人となった状態が霊界での成仏した姿であるといえるのです。

さらに厳密にいえば、あらゆる霊界から解脱して神界にまで回帰した時点で成仏としたといえるかも知れません。

このように成仏といっても様々な意味があるのです。

成仏できていないと一言でいっても「現世にとどまり浮遊している」不成仏霊と化している状態を指しているのか、あるいは、霊界で修行中でまだ霊層が低い霊人を指しているのか、菩薩、如来だけどまだ、霊界を抜け出ていないから成仏していないというレベルなのか、いろいろあるわけです。

私が一番、問題にしている成仏していないレベルは「現世にとどまり浮遊している」のと「霊界・霊層の次元が低すぎて難儀している」状態の霊人なのですね。

それ以外は、霊界で順次、修行を積み、学びを行っているわけで、後は時間をかけて当人が頑張っていくことが大事なわけです。

たとえるならば、自分の子供が海外に留学しているとします。

海外で野垂れ死ににしたり、じり貧で乞食のような生活をしているとしたらさすがに親としては、気になってしまうかも知れません。

しかし、海外で苦労をしながらでも、なかなか言葉も通じず、勉強にも必死になってやっとついていける状態にあったとします。

親としては、子供が苦労している姿は少し痛ましく思い心配になるかも知れませんが、このような場合はその子供にとっては、自分自身で解決すべき課題に取り組んでいるわけなので、子供当人からしたら「お父さん、お母さん、僕は大丈夫だから心配しなくていいよ。自分でやれるよ」という感じになるわけです。

もちろん、それでも親としては子供にできる限りのフォローはしてあげたいと思うでしょうし、邪魔にならないように困った時にはそっとフォローはするかも知れません。

たとえば供養などはこのフォローに似ているのかも知れません。

少し脱線したので話をもとにもどしますと、成仏できてない=問題な霊人であるとは限らないということです。

どんな状態にあるのか、最悪の状態なのか、あるいは、難儀はしているけれど、目下、修行中なのか。

これによって成仏の意味あいも変わってくるということです。

ですから、>(ちなみに、私の息子は2年経ちますが、成仏できていません)といっても、目下、修行中ならば成仏していないと悲しむことはなく、これから少しずつ当人が成仏へと向かっていくのだなと思うのが適切な考え方かと思います。


以上、回答になっていれば幸いです。


天心 拝



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テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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No title

天心さん、とても親切に詳しく回答していただき、ありがとうございました。

かなり、個人的な質問だったかな・・と申し訳なく感じています。

>故人のことを強い想いではなく、あくまで思い出での品ということで所持している程度であれば、問題はないのです

そうですか、すごくほっとしました。
息子は野球をやっていたので、ユニフォームやグローなどをお仏壇の周りにおいてあります。
それをみると辛くなるというものではなく、息子が使っていたものだから、「愛しい」に近いです。
ほっとするものでもあるので、もう少しそばに置いておいても大丈夫ですね。

安心しました。ありがとうございます。
息子が執着する「携帯電話」は仏壇の奥にそっとしまってあります。
私たちも決して中をみたりはしません。
でも、捨てることもできません・・・それが難しいです。


>(ちなみに、私の息子は2年経ちますが、成仏できていません)といっても、目下、修行中ならば成仏していないと悲しむことはなく、これから少しずつ当人が成仏へと向かっていくのだなと思うのが適切な考え方かと思います。

こちらも、ほんとうにほんとうに、安心しました。
やさしい息子なので、私たちのことを心配しているとは思いますが、
そんなに私が足を引っ張っているのだろうか・・・と、苦しい毎日でした。

成仏できていなくても、最悪な状態ではぜったいないです。
そう言いきれます。

天心さんのおかげさまで、生きる希望がもてました。

ありがとうございました。

長いコメントですみません。
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こんにちは!天心と申します。
守護霊アドバイス等の取次鑑定を行っています。
ブログ記事では、守護霊やスピリチュアル世界に関するお話を掲載してゆきます。

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