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【公開質疑応答】系統の違う神様の合祀

こんにちは。

天心です。

公開質疑応答を行っていきたいと思います。

質問をお寄せくださったのは、みみ様です。

全ての公開質疑応答は、御質問に回答するという形式をとっていますが、他の読者の皆さまにも共有できるような普遍的な内容となる回答を心がけています。

たとえ自分の質問ではなくても、大切なことをお話していることもありますので、是非、お読みいただければと思います。


【質問】


10月に出雲大社に友人と行くことになりました。その前に、一緒に行く友人と話していたところ、なぜか、その前に明治神宮に行くという話になりました。

そこで頭に浮かんだのが、出雲大社の神様と明治神宮の神様は系統が違うのでは?ということです。

何か戦いのようなものがあったようなことを、どこかで読んだ記憶があるのですが、系統が違う神様のところにお参りに行くことは何か差し障りはあるのでしょうか?

(神様がそういうことを気にするとは思えませんが・・・)

最近、神棚の掃除を毎日しているのですが、神棚にも別系統の神様が一緒にお祭りしてあるので、どうなんだろうと思った次第です。


【回答】

みみ様

ご質問ありがとうございます。

>そこで頭に浮かんだのが、出雲大社の神様と明治神宮の神様は系統が違うのでは?ということです。
>何か戦いのようなものがあったようなことを、どこかで読んだ記憶があるのですが、系統が違う神様のところにお参りに行くことは何か差し障りはあるのでしょうか?


まず、この点について少しお話させていただきます。

出雲大社明治神宮もともに神道の社であり、神道的視点から見れば、どちらも八百万の神というくくりで観ることもできます。

そういう意味では、別の系統というわけではありません。

しかしながら、おそらく、みみ様が気にしてらしているのは、天孫系の天津神と出雲系の国津神の違いなのかと思われます。

古事記の神話において、元は、大国主之命(おおくにぬしのみこと)が当初、国を治めていたのですが、もともと、本来の治めるべき主は天孫である天照大神(あまてらすおおみかみ)の直径である天津神であるとべきことで、天孫降臨の神話として語られています。

大国主之命は、天孫の天津神より国をゆずるように要請されましたが、その時には、隠居の身であったため、現在実権を持って国を治めている子供らに聞いてほしいと説明します。

詳細の談は割愛しますが、その時に現在、長野県諏訪市の諏訪大社の上社に鎮座まします建御名方神(たけみなかたのかみ)が天孫降臨に反発し、戦いに発展します。

何か戦いのようなものがあったというのは、このくだりのことではないかと思います。

実際に建御名方神に対して、これを調伏するためにつかわされたのが茨城県鹿嶋市の鹿島神宮に鎮座いたします建御雷神(たけみかづちのかみ)であります。

この勝負は建御雷神が勝利して、建御名方神は降参し、「天孫が危急存亡のときには必ずはせ参じて働きます」と約束し諏訪大社に鎮まり今でも、威徳を表されているというわけです。

「諏訪一大事(すわいちだいじ)」という言葉がありますが、これは、この神話から派生した言葉なんですね。

このように古事記をひも解くと神様同士が争っているかのような物語が描かれています。

では、天津神と国津神は仲が悪くて、犬猿の仲なのでしょうか。

そうではありません。

古事記はある程度、社会的な日本の国の成立や依って立つ裏付けを持たせる意味での神話として編纂されています。

うがった見方をすれば、ある程度は政治的にもその当時の政権を担うもの達に正当性を与えるための物語になっている部分もあります。

しかしながら、大切なことは古事記の中の物語の表面にとらわれることなく、その物語に込められた霊的背景を慮ることも大事なことであります。

たとえば、出雲系の国津神の働きは根の国底の国、黄泉の国につながり、現世と霊界のつなぎ目であり、どちらかというと現世次元に近い働きを持つ神様でもあります。

それに比べると天孫の天津神系は、高天原であり、天上界であり、どちらかというと上位の霊界と神界の繊細で高次元の働きを持つ神様が多いのです。

その転換が起こったことを古事記は知らしめていると読むこともできます。

単に戦があったということではなく、神界、霊界、現世のあり方の転換があったことが秘められているということがいえるわけです。

なので、戦があったから天津神と国津神は仲が悪いということではないのです。

ちなみに、明治神宮は、明治天皇を御祭した神社であります。

天皇ということは、天孫系でありますから、あえて系統を分ければ天津神となり、出雲は大国主之命を御祭しているから、国津神と解釈できることでしょう。

しかし、先ほども言いましたが、天津神だから良くて、国津神はダメ。

あるいは、その逆に国津神は信仰するけど、天津神はしないというものではないのです。

よって、どちらの神社に参ろうとも差しさわりはないのです。

天津神も国津神もそれぞれのお役割、御働きがあるものなので、それらのことを理解した上でご参拝すれば、なんら問題はありません。


>最近、神棚の掃除を毎日しているのですが、神棚にも別系統の神様が一緒にお祭りしてあるので、どうなんだろうと思った次第です。


これに関してはも合祀することは問題はありません。

但し、ご眷属神や他の霊的な存在を合祀する場合には少し注意が必要ではあります。

あくまで八百万の神を合祀することは問題ないでしょう。

神社などでも、後から勧請をされて、新たな神柱を御祭することはありますし、末社や摂社という形で、社を分けて御祭することで、系統が違う神様も祭ることができます。

神仏習合といって、神様と仏様も一緒に合祀していた神社・仏閣も昔はあったこともありますので、何ら不思議な話ではないのですね。(神仏分離令後は、分けられてしまいましたが、それでも神仏習合の名残のある寺社は結構散見されます)

以上、回答となっておれば幸いです。


天心 拝


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テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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こんにちは!天心と申します。
守護霊アドバイス等の取次鑑定を行っています。
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