反転の理

今回は、「反転の理(はんてんのことわり)」というテーマでお話してみたいと思います。

私達はいつも何かを判断し、真実が何であるのかを見極めながら生きています。

どんな人でも真実を求めていろいろと考えをこらしてみるわけですが、得てして真実は闇の中にあり、判然としないことも多いのではないでしょうか。

たとえば、いつも喧嘩の絶えない夫婦関係を例にとって見てみましょう。

いつも喧嘩をしてしまう原因について夫はおっとなりに、妻は妻なりに考えていることはあるはずです。

夫からするといつも妻は嫌みばかりを言って、自分の非難ばかりをしてくるので、頭に着てしまうというのが喧嘩の原因だと考えているとします。

妻の方は妻の方で、夫が常にだらしなく、たよりないところがあるからイライラさせられてしまうと考えていたとしましょう。

どちらにも言い分の正当性はあるかも知れませんし、その根拠となる証拠もあるのかも知れません。

しかしながら、これらの真実は、自分自身の立場から見える真実に過ぎません。

なぜならば、真実は人の主観の数だけその姿を変えてしまうからでもあります。

夫は夫の立場から喧嘩の原因を探ろうとしますし、妻は妻の立場からそれを行います。

当然、見えてくる景色は異なったものとなります。

なので、見えてくる景色が違えば、また、意見も異なってくるため、その相違をめぐって喧嘩になったりしますよね(苦笑)

では、どうすれば喧嘩の原因を突き止めて、解決へと向かうことができるのかといえば、それは、自分の主観を越えて物事を見るということが必要になります。

つまり、自分の見えている景色をあえて、封じて、相手が見えている景色を自分でも観てみるという体験が必要になります。

たとえで言えば、夫は夫の立場から見える真実の景色を一旦捨てて、妻の目線から見える景色を垣間見るということを行ってみることがこれに当たります。

自分の反対側にいる人の目線に真理があるという発想のことを「反転の理」と呼ぶことにします。

この反転の理によって、まずは対面の人間の見えている景色を理解することができると思います。

これが第一ステップになります。

では、これで真実が見えてくるのかといえば、まだ不足しています。

何が不足しているのかといえば、まだ、夫婦という二人の間柄というところで、見えている景色は偏っているといえます。

夫婦の間で見えている景色と第三者から遠巻きに見える夫婦の姿はいかなるように映っているのかという目線で考えてみることも必要になってきます。

つまり、第三者になったつもりで、自分と相手、夫と妻の二人の関係や在り様を見てみるということも必要です。

これも、夫婦という間柄の反対側にまわることになるので、反転の理になります。

なぜ、真実を見極めるためにこの反転の理が必要になるのかといえば、人はどうしてもエゴの影響で、視界がとても狭くなっていることが多いためです。

視界がとても狭くなるということは、つまりは自分の心の霊界が狭く、次元も低くなっていることを示唆しています。

物事を解決していくためには、視界を絞ってばかりいては、真実が見えにくくなり、解決が難しくなることも多いといえます。

反転の理において、真実を見ていく習慣がついてくると、より自分の視野が広がってくることにもなるはずです。

真実が見えにくく感じる時には、この反転の理に基づいて視野を広げていくことが必要になるかと思います。


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接客のバイトをして、相手の立場に立つことが、鍛えられています。
その職場に行くまで、視野の狭い自分がいますので、家を出る前に、自分でメンタルトレーニングをして職場に行っています。
そんな一日の中で、視野の狭い自分と、視野の開けた自分を、体験したことから、このブログに共感を覚えました。
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こんにちは!天心と申します。
守護霊アドバイス等の取次鑑定を行っています。
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