法難システムの正体(その1)

何か大きな志を立ててチャレンジしたり、大きな変革を起こそうとするときに発生する反作用を「法難システム」と私は名づけて、何度かブログやFGSの会などでもお話してきました。

元々、法難とは宗教的なことから派生した言葉であり、日蓮上人などが、法華経の教えを広める、あるいは実践する行者には、難儀が降りかかることをそのような言葉で表したことにちなんでいます。

このように言いますと、宗教的なことだけにおいて、起こりうる反作用の働きだけを指していると思われるといけないので、「法難」に「システム」をくっつけて表現しているのです。

この「法難システム」は何も、日蓮がいったように法華経の行者にのみ起こり得ることではなく、あらゆる人に起こりうる事象でもあるのです。

本当に不思議なのですが、事実です。

今までも法難システムについてはお話をさせていただいていますが、本当に重要なことなので、別の角度から何度でもお話させて頂くことにしています。

今回は、「法難システム」の正体という角度からお話させていただきます。

さて、この法難システムは、折角、人が、やる気を出して、成長しようとしているのにそれを阻む役割を果たしてしまっています。

ある意味、はた迷惑な仕組みでもあるわけです。

なんでこんなシステムが成り立っているのか長い間、疑問に思っていたところ、先日、一つの答えともなるものが下ろされましたので、少しお話してみたいと思います。

そもそも私たちの生きている現世という世界はとても不安定な世界でもあります。

一定し、留まるものは何一つとしてなく、常に動き続けている世界でもあります。

無常という言葉にも表されるように、常ならないのが、世の有り様というわけです。

しかし、私たち人間はこの世界で暮らしていくためにはある程度の安定や固定化された状態が必要となります。

いつも、激動の日々というのは、私たちには負担が大きいものです。

私たちには「日常」が必要なわけです。

変わり続けるのが現世のルールでもありますが、その中にある程度、不動のものを築こうという性質が私たち人間にはあるのです。

否、人間以外にもそれはあるのかもしれません。

現世とは二つの相反する働きが絡み合いながら、状況が作られていると言っても良いかと思います。

一つは、常に発展、上昇、変化、成長を促す「陽の働き」ともう一つは保守、凝結、不動、引き戻しなどを促す「陰の働き」です。

私たち人間を例にとって考えてみれば、私たちにはどこまでも発展していきたい、向上したい、新しい息吹を得たいという志向と、今までの生活を守りたい、動きたくない、安定したいという志向があるということです。

私たちが成長したいと望めば、向上したいという気持ちには添うことができますが、成長するということは、自分が変化するということです。

変化するということは、安定したい、自分の日常を守りたいという気持ちに反することになります。

すなわち、ここで矛盾が起こるわけです。

成長したい、だけど、変化したくない。

これを単純に成立させることはできないのです。

法難システムの正体とは、人間をはじめ、あらゆるものに備わるこの相反する志向性のぶつかりあいによって生じる軋轢であるといえるのです。

私たちが成長するために、変化を起こそうとすると、必ず、陰の働きが起こるのは変わりたくないという志向性が発動するからにほかならないのです。

では、この矛盾はどうすることもできないのでしょうか。

その辺のことを次回にお話してみたいと思います。


・・・続く


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