ウサギと亀と人間

昔々あるところにウサギがおりました。

ある時、ウサギは亀に言いました。

「亀さん、僕にかけっこで競争して勝てたら僕の宝物をあげるよ。勝負しない?」

ウサギはノロマな亀に負けるわけはないとタカをくくって、勝負を挑んでいるのです。

亀は大きな甲羅を背負っています。

その分、動作が遅く明らかにスピード勝負には不利なのは明白です。

当然、断るべきところですが、亀は「いいですよ。勝負しましょう」と請け負ってしまいます。

ウサギはしめしめと思いながらも勝負の内容を説明しました。

「向こうに見えるあの山の頂上に先についた方が勝ち。いいかな?」

「いいですよ。」と亀。

「君が僕に勝てると思っているのかい?」とちょっと馬鹿にしたように不敵に笑うウサギ。

そんなやり取りをしている最中、「その勝負、私も参加させてくれないか」と横から声がかかりました。

ウサギと亀は声のする方に振り返るとそこには、一人の人間がたっていました。

「なんだよお前!これは俺と亀さんとの勝負なんだ。邪魔すんな!」

ウサギは慌てたような口ぶりで文句を言います。

何しろ、亀が相手であれば楽勝であると踏んで仕掛けた勝負なのです。

でも、人間が加わるとこの勝負どうなるかわかりません。

「僕は別に構わないですよ」と亀はおっとりとした口調で言いました。

「おい何かってなこと言ってるんだよ!」

「あれ?ウサギさんは、人間さんには勝つ自信はないのですか?以外と気弱なんですね」


口調はおっとりしているのですが、なかなか辛辣なことを言う亀。

「自信がないわけじゃないぞ!・・・よし!いいだろう。人間の参加も認めようじゃないか」

ウサギは結局のところ人間がこの勝負に参加することを認めることにしました。

確かに人間は頭がよくて、器用なところもあります。

非常に手ごわい強敵ですが、足の速さだったら、負けない自信があります。

ここで、勝負を御破算にしてしまうと、まるで自分が亀に負けたような形になってしまいます。

それは避けたい。

そんな思惑から、本来の「ウサギと亀」の駆けっこ勝負に人間が加わり、新たな「ウサギと亀と人間」の物語が始まろうとしています。

さて、この勝負の行方はいかなる結末を迎えるのでしょうか。(笑)

・・・つづく


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