グラウディングについて
こんにちは!
天心です。
最近、よく感じることとして、世界というものは言葉によって紡がれていくことが多いものだなということです。
いろんな言葉が流行語となったりしていますね。
例えば「いつやるか?今でしょ!」なんかもそうですね!(笑)
この言葉で一躍有名になった予備校の先生もまさかここまで流行すると思って発したわけではないでしょうね。
流行語だけでなく、私達は何はなくともまずは言葉によってコミュニケーションを行おうとするわけです。
だから、言葉というものを理解していくことが、世の中にある様々なものを理解していく最初の切り口になるのかなと思います。
スピリチュアルな世界においても様々な言葉が使われています。
私自身もこのブログでは様々なスピリチュアル用語を使用してお話をしています。
しかしながら、スピリチュアルな用語というものは得てして同じ言葉であっても、それを使用する人によって定義が微妙にあるいは大きく異なることが多いのです。
ですから、その言葉がどのような意味あいで使われているのかを理解することがまずは、必要になってくるのかなと思います。
今回の開運コラムでは「グラウディング」という言葉についてお話していきたいと思います。
実を言えば、私自身はあまりこの言葉を使用してきませんでした。
といいますのは、私がスピリチュアルな世界へと入りはじめの頃にはほとんど聞いたことのない言葉であったため私の中ではあまり馴染みのない言葉であったためです。
しかしながら、昨今のスピリチュアル系の言葉として、中核をなす言葉として「グラウディング」は使われ始めているように思います。
そこで、少し調べてみましたところ、結構、この言葉も状況としては「カオス」な感じであり(笑)、人それぞれによって違いがあるようです。
ただ、その言わんとしているところのニュアンスは概ね了解できました。
グラウディングとは、スピリチュアルにおいては概ね以下のような意味あいで使用されることが多いようです。
一つは、現実社会とのコミット、すなわちスピリチュアルな霊的世界から現世の物理次元への回帰などを意味する場合です。
霊的世界に鋭い感受性をもつ人は、得てして現実感覚が薄れてしまい、地に足がつかない状態となりやすい傾向があります。
そのために放たれた心をスピリチュアルな世界から現実へと回帰させるための技術という見方もあるということです。
あるいは、スピリチュアルな世界と現実とのバランスをとるなどという解釈も成り立つと思います。
もう一つはもう少し限定的な意味で使われていて、地球とのつながりを霊的に深めていくために、足元から霊線を伸ばして接続する技術を意味する場合があります。
より具体的な定義ではありますが、その意味するところは最初に解説したスピリチュアルと現実感覚のバランスやあるいは現世回帰などを行う手法の一つが地球とのつながりを霊的に深めていく行為だといえるのではないでしょうか。
以上が概ねのグラウディングの定義として世の中で使われている意味合いであるようです。
さて、ここで私の見解というか感想を少しお話してみたいと思います。
私が思うにグラウディングとは、本来はもっと本質的な捉え方ができるのではないかと考えています。
といいますのは、多くのグラウディング解釈は地球とのつながりとか、現世へのつながりといういわゆる物理と霊性とのつながりに着目されることが多いように思います。
もちろん、その着眼点が間違っているというわけではありません。
但し、より一歩次元を上げて考えてみるとより本質が見えてくるのではないかと思います。
まず、私が思うにグランディングの本質は「つながる」ということにあるのかと思っています。
そして、「つながる」というのは、何も地球とのつながりだけではないと思うのです。
もちろん、現世すなわち物理空間とのつながりもグラウディングではありますが、霊的な空間とのコミットも一つのつながりでありグラウディングであるといえるのではないでしょうか。
例えば、神社の神主さんを例にとって考えてみましょう。
神社の神主さんはいつも自分の属する神社や神域にてお勤めをしています。
ご祈願をしたり修祓をしたりしています。
私達も神主さんにお祓いしてもらうために神社に行くことがあるかと思いますが、そもそもなぜ、神主さんは私達のことをお祓いすることができるのでしょうか。
それは、一つには神社に降りておられます神様のお力をお借りして取次をしているからだといえますが、もう一つの理由としては、しっかりと神社、神域にグラウディングしているからだといえます。
神主さん自身が神社、神域とグラウディングできていないとその神域からの霊流を引くことができないからです。
なぜ、神主さんが神社に常にいらっしゃる必要があるのかといえば、それは神域を守ると同時に神域とグラウディングする必要があるからでもあるのです。
神主さんと神様との取次を可能にしている場は神社であり神域です。
そして、その場とのグラウディングが可能となって始めて取次が可能となるのですね。
グラウディングの語形変化がグランドであるということからどうしても大地とか地球、一歩及んで考えても物理空間という発想に縛られがちですが、実は大事なのはそこではなく、いずことコミットしているのかという点であるのです。
私はこのコミットのことを広い意味で私は「合一(ごういつ)」と呼んでいます。
この合一は必ずしも大地や地球、現世とのつながり物理空間とのつながりだけでなく、あらゆるものとのコミット、つながりを意味しているのです。
だから守護霊との合一もあれば、ある種の霊界との合一もあります。
神界とコミットすれば神人合一とも呼ばれます。
合一の一つの呼び名がかわり、その方法論や部分的な限定が意味されるようになった形がグラウディングという言葉の真相なのかなと感じました。
グラウディングが大事だとスピリチュアルな世界では叫ばれていますが、その本質はどこにあるのか。
なにゆえなのか。
そのことをしっかりと理解するときに真の意味でその言葉の意図するものを体得することができるようになるのではないでしょうか。
今回はグラウディングという言葉についてお話してみました。
今後もまた、様々なことを対象として考察をしてみたいと思います。
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天心です。
最近、よく感じることとして、世界というものは言葉によって紡がれていくことが多いものだなということです。
いろんな言葉が流行語となったりしていますね。
例えば「いつやるか?今でしょ!」なんかもそうですね!(笑)
この言葉で一躍有名になった予備校の先生もまさかここまで流行すると思って発したわけではないでしょうね。
流行語だけでなく、私達は何はなくともまずは言葉によってコミュニケーションを行おうとするわけです。
だから、言葉というものを理解していくことが、世の中にある様々なものを理解していく最初の切り口になるのかなと思います。
スピリチュアルな世界においても様々な言葉が使われています。
私自身もこのブログでは様々なスピリチュアル用語を使用してお話をしています。
しかしながら、スピリチュアルな用語というものは得てして同じ言葉であっても、それを使用する人によって定義が微妙にあるいは大きく異なることが多いのです。
ですから、その言葉がどのような意味あいで使われているのかを理解することがまずは、必要になってくるのかなと思います。
今回の開運コラムでは「グラウディング」という言葉についてお話していきたいと思います。
実を言えば、私自身はあまりこの言葉を使用してきませんでした。
といいますのは、私がスピリチュアルな世界へと入りはじめの頃にはほとんど聞いたことのない言葉であったため私の中ではあまり馴染みのない言葉であったためです。
しかしながら、昨今のスピリチュアル系の言葉として、中核をなす言葉として「グラウディング」は使われ始めているように思います。
そこで、少し調べてみましたところ、結構、この言葉も状況としては「カオス」な感じであり(笑)、人それぞれによって違いがあるようです。
ただ、その言わんとしているところのニュアンスは概ね了解できました。
グラウディングとは、スピリチュアルにおいては概ね以下のような意味あいで使用されることが多いようです。
一つは、現実社会とのコミット、すなわちスピリチュアルな霊的世界から現世の物理次元への回帰などを意味する場合です。
霊的世界に鋭い感受性をもつ人は、得てして現実感覚が薄れてしまい、地に足がつかない状態となりやすい傾向があります。
そのために放たれた心をスピリチュアルな世界から現実へと回帰させるための技術という見方もあるということです。
あるいは、スピリチュアルな世界と現実とのバランスをとるなどという解釈も成り立つと思います。
もう一つはもう少し限定的な意味で使われていて、地球とのつながりを霊的に深めていくために、足元から霊線を伸ばして接続する技術を意味する場合があります。
より具体的な定義ではありますが、その意味するところは最初に解説したスピリチュアルと現実感覚のバランスやあるいは現世回帰などを行う手法の一つが地球とのつながりを霊的に深めていく行為だといえるのではないでしょうか。
以上が概ねのグラウディングの定義として世の中で使われている意味合いであるようです。
さて、ここで私の見解というか感想を少しお話してみたいと思います。
私が思うにグラウディングとは、本来はもっと本質的な捉え方ができるのではないかと考えています。
といいますのは、多くのグラウディング解釈は地球とのつながりとか、現世へのつながりといういわゆる物理と霊性とのつながりに着目されることが多いように思います。
もちろん、その着眼点が間違っているというわけではありません。
但し、より一歩次元を上げて考えてみるとより本質が見えてくるのではないかと思います。
まず、私が思うにグランディングの本質は「つながる」ということにあるのかと思っています。
そして、「つながる」というのは、何も地球とのつながりだけではないと思うのです。
もちろん、現世すなわち物理空間とのつながりもグラウディングではありますが、霊的な空間とのコミットも一つのつながりでありグラウディングであるといえるのではないでしょうか。
例えば、神社の神主さんを例にとって考えてみましょう。
神社の神主さんはいつも自分の属する神社や神域にてお勤めをしています。
ご祈願をしたり修祓をしたりしています。
私達も神主さんにお祓いしてもらうために神社に行くことがあるかと思いますが、そもそもなぜ、神主さんは私達のことをお祓いすることができるのでしょうか。
それは、一つには神社に降りておられます神様のお力をお借りして取次をしているからだといえますが、もう一つの理由としては、しっかりと神社、神域にグラウディングしているからだといえます。
神主さん自身が神社、神域とグラウディングできていないとその神域からの霊流を引くことができないからです。
なぜ、神主さんが神社に常にいらっしゃる必要があるのかといえば、それは神域を守ると同時に神域とグラウディングする必要があるからでもあるのです。
神主さんと神様との取次を可能にしている場は神社であり神域です。
そして、その場とのグラウディングが可能となって始めて取次が可能となるのですね。
グラウディングの語形変化がグランドであるということからどうしても大地とか地球、一歩及んで考えても物理空間という発想に縛られがちですが、実は大事なのはそこではなく、いずことコミットしているのかという点であるのです。
私はこのコミットのことを広い意味で私は「合一(ごういつ)」と呼んでいます。
この合一は必ずしも大地や地球、現世とのつながり物理空間とのつながりだけでなく、あらゆるものとのコミット、つながりを意味しているのです。
だから守護霊との合一もあれば、ある種の霊界との合一もあります。
神界とコミットすれば神人合一とも呼ばれます。
合一の一つの呼び名がかわり、その方法論や部分的な限定が意味されるようになった形がグラウディングという言葉の真相なのかなと感じました。
グラウディングが大事だとスピリチュアルな世界では叫ばれていますが、その本質はどこにあるのか。
なにゆえなのか。
そのことをしっかりと理解するときに真の意味でその言葉の意図するものを体得することができるようになるのではないでしょうか。
今回はグラウディングという言葉についてお話してみました。
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