芸達者芸に溺れる

芸達者芸に溺れる

一芸に秀でた人というのは、その一芸によって身を立てることが可能になります。

芸は身を救うともいい、そのため、ますますに自分の持つ一芸を磨こうと精進していくことになります。

しかしながら、あまりにも自分自身の持つ一芸に拘泥してしまうと、その一芸が身を滅ぼす役割を果たす危険もあるのです。

それを表した言葉が冒頭で紹介したものです。

一芸とは必ずしも芸に関係するものでなくても、一つの何かに拘泥し、それだけを頼りに全てを紐解こうとすると失敗する恐れがありますよという意味が込められていると私は思っています。

私たちの生きている世界には様々な分野があり、それは人が様々な多様的な視点から物事を判じてきたことを物語っています。

何かの一分野が全てを表していることはなく、全ては一つの偏った方面から見えてくる景色に過ぎないということです。

理屈を大事にする人は、理屈が通らないと納得しません。

理屈を通すことに命をかけて、それがなされなければ誤りとして受け入れないという傾向があります。

感性を重視する人は、自分の心に響かなければ、全く関心を示さないという、感受性に振り回されてしまうところがあります。

歴史と伝統を重視すれば、新しいまだ評価が未確定の分野には眉をひそめて遠ざかるかも知れません。

革新や可能性だけを追い求めると、今度は改革に邪魔になる伝統や歴史は排除すべきだという考えになるかも知れません。

経済活動だけに囚われれば、瑞々しい人間の人情や風情は、非効率という名のもとに忘れられていくことになるでしょう。

感情や人情だけを大事にしすぎると足元の生活が揺るぐことになるかも知れません。

霊性を重視しすぎれば、科学の進歩は遅れ、科学を重視すれば霊性は否決される。

いかなる視点、いかなる分野も全ては森羅万象から出てきた一つの視点であり、偏りのあるものだということを知らなければ、いずれかは「芸達者芸に溺れる」状態になることは必然であると言えるでしょう。

偏った全ての分野、全ての視点は己の心の次元を高く持つことで中庸のもとに統合されていくことになります。

でも、現実はあいも変わらず、裁きの心で互いの良さを認められずに反発しあっている状況にあると言えます。

芸達者芸に溺れることなく、次元上昇を果たせる人になりたいと思う今日この頃です。


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テーマ : スピリチュアル
ジャンル : 心と身体

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おはようございます。

なかなか難しい言葉ですね。いろんな視点で今の自分を見れるよう努力していきたいと思います。
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