習慣を改める

私たちの自我意識は一日にして出来上がったものではありません。

私たちが自分自身が何者であるのかを決めるまでには様々な体験学習積み重ねられてきた結果でもあります。

「ローマは一日にしてならず」という諺がありますが、自我意識も長い年月をかけて作り上げられてきたものでもあります。

何が好きで何が嫌いか。

誰に興味を持ち、誰を驚異と思うのか。

自我意識には自分はいかなる人間であるかという定義が沢山、集められています。

私たちは時として今の自分というものを大きく変えて、全く違った自分になってみたいと夢想します。

そして、大抵は夢想に終わることが多いものです。

もちろん、努力をして自分という人間を変えようとする人もいます。

しかし、大抵失敗することが多いのです。

なぜならば、一瞬で自分を大きく変えてしまおうと考えてしまうことが原因にあります。

自我意識は、自分が自分らしくあろうとする働きを持っています。

今まで積み上げてきた自分という名の定義をある意味で原理主義的に守ろうと動きます。

自分自身(あるいは自分自身を定義している環境、状況)を大きく変えようとすると必ず、それを阻止しようと働き始めます。

このため、一瞬で大きく自分を変えようとすると自我意識の抵抗に合い、その試みは失敗に終わるわけです。

では、どうすれば自我意識の抵抗をかいくぐり自分自身を変えていくことに成功することができるのでしょうか。

それは、自我意識のある特性に注目することで実現が可能となります。

自我意識は大きな変化には非常に大きく反応し大きな抵抗を試みようとします。

例えば会社勤めを長年していた人が急に明日から退職して裸一貫で漁師になろう!なんて思ったとしましょう。

会社勤めとはまるで違う漁師という仕事です。

生活も人間関係も一変します。

そうなると自我意識は自我の危機と判断してものすごい抵抗を始めます。

具体的には不安で不安でたまらないような気持ちにさせたり、漁師になったらどんな酷い目にあるかといったリスクなどの情報が沢山入ってくるように仕向けたりします。

結果として、そんな冒険はできないという結論になり、明日からもやっぱり同じような会社勤めの日々が始まるわけです。

では、どうやっても会社勤めの生活から漁師として生きる人生にシフトすることは不可能なのかというとそうではありません。

自我意識には、大きな変化には敏感でも小さな変化には疎いという特質があります。

つまり、小さい変化は自我意識から見過ごされがちだということです。

ここに着目すれば、自ずと解決方法は見えてきます。

いきなり明日から会社をやめて漁師になるのは難しくとも、週末だけ漁師の真似事をしてみるというのならば、自我意識の抵抗は小さくて済みます。

あるいは漁師とまでいかなくても、釣り堀で魚を釣ってみるとか、漁師になるための情報を集めてみるとか、小さなアクションを起こしていくのです。

そうすると自我意識は小さなことなのであまり抵抗せずにスルーしてしまうのです。

ここで大事なのは小さなことを継続していくことにあります。

小さなことというのは大きなインパクトはありません。

なのでイキナリ自分自身を大きく変えることはありません。

それゆえに自我意識も反応せずにスルーしてしまうわけです。

しかし、小さなことを少しずつ行って、ちょっとずつステップアップしていくとそれが習慣化してきます。

習慣化すると今度は自我意識は、習慣化していることは自我意識の定義として取り入れようと働きます。

結果として自我意識は新しい自分という定義を取り入れることになるため、自我の内容が変更されることになるわけです。

こうして少しずつ自分というものを変えてゆくことができます。

自我意識の定義に加えられるための条件の一つに習慣化されていることが挙げられます。

知らぬ間に習慣化してしまっていることが自分が自分らしくあるための重要な要素であると自我意識が認識する時、自分という人間が変わる瞬間でもあるということです。


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