コックリさんはなぜ危険か(その4)

コックリさんはなぜ危険か(その3)からの続きになります。

前回は、帰神術の三人の神職の役割について、ソフト面から何が求められているのかについてお話させて頂きました。

単純に三人よれば文殊の智慧とばかりに、人数だけ集まっていれば帰神術を行えるわけではないということを理解して頂けたかと思います。

ひもろぎ役、降神を行う役を担う神職には、それ相応の霊格が求められること、審神者(さにわ)には霊格もさる事ながら、百般の知識、経験に精髄していることが求められることなどをお話しました。

こららのお話を通して細々としたことはともかく、帰神術についての概要はほぼ説明できたと思っています。

これを踏まえた上で、今一度、コックリさんの交霊術について考えてみましょう。

帰神術においても三人で執り行うことをお話しましたが、この点はコックリさんにも共通しているように見えます。

しかしながら、コックリさんの場合は、特に役割があるわけではありません。

ただ、友達同士で興味のある者が集まり、行うだけです。

つまり、帰神術における安全に交霊を行うというシステムがコックリさんにはありません。

帰神術においては、全てに役割があり、それを行う者は、それぞれに使命を心得ています。

帰神術を執り行う者は万全を期して、交霊に当たるのに対して、コックリさんをするときには単に霊を呼び出して何か聞き出そうということしか考えられていないのです。

だから、何か問題が生じた時にこれを解決する手段も仕組みもないのです。

まず、この点がコックリさんが危険であるという理由の一つです。

もう一つは、ソフト面からの理由です。

帰神術においては、三人のそれぞれの役割を担う人間にはそれなりの資質が必要でありました。

神霊は見合った波動を持つ神籬(ひもろぎ)にしか降りてこない。

これが交霊における重要なファクトであります。

面白半分、興味本位でどんなに高次元なあるいは、霊格の高い神霊を呼ぼうと思ってもそれは不可能だと言えます。

ましてや聞きたい内容が「クラスの○○ちゃんは誰が好きか?」とか「△△が欲しいけど手に入れられますか?」とか、内容が自分本位、興味本位、次元性の高さも気品もあったものではない質問をすることがほとんどです。

こうなってくると正しく神霊が降りてくるはずもないわけです。

これが第二のコックリさんが危険な理由です。

第三は察しが良い方はお気づきだと思いますが、もしもの場合に対処できる知識、経験があるものがいないという点です。

厄介なのは、霊感が強いと呼ばれる霊感少年、霊感少女がコックリさんの音頭を取って行っている場合です。

大抵、そういった霊感があるというものが自分の拙い経験だけで、霊界の有り様を判断し、勝手に思い込んでいるケースが多いものです。

そうなると本当に問題が起こったときに対処できるどころか、余計に事態を悪化させてしまいかねないという点があります。

そもそも本当に霊界の知識と経験があるならば、決して霊界をおもちゃにしたり、面白半分で交霊を試みるなんてことはしないはずなのです。

何事も正しくその意義を理解し、周到な準備をして執り行うのが本当に霊格が高く、知識や経験が豊富であるという証でもあるわけです。

中途半端な霊感を頼りに霊界や霊的存在に間違った方法で干渉することほど危険なことはないのです。

これがコックリさんが危険である第三の理由です。

他にも危険な理由がないわけではりませんが、大きなポイントはこの三つかと思います。

ここまで、コックリさんが危険な理由についてお話してきました。

では、危険だから一切、霊界や霊的存在には干渉せず交流しないほうがよいのか?

と思ってしまった方もいらっしゃるかと思います。

しかし、このシリーズの記事中でもお話した通り、私は霊界や霊的存在との交流自体を否定していません。

むしろ、正しく交流していくことが私たち自身の霊格や霊覚の向上にはとても重要なことでもあります。

次回はその点のことも含めて、当該シリーズの総括をしていきたいと思います。


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守護霊アドバイス等の取次鑑定を行っています。
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